バンド内にギターがひとり。っていう場合は、特にオススメの裏技のお話です。
ま、裏技といっても王道中の王道。ジャズコと別のアンプの2台を1本のギターで鳴らしてしまえ!ってヤツです。
これはブログのバックナンバーでご紹介しましたようにジャズコ(ローランドJC120)を1チャンネルと2チャンネルをそれぞれ同時に鳴らす「チャンネルリンク」を、さらに拡大応用するだけです(^ ^)
例えば、ジャズコとマーシャルを同時に1本のギターを鳴らしたければ、まずジャズコにギターからシールドをインプット。チャンネルリンクを使ってジャズコの1チャンネルと2チャンネルを鳴らすようにセットして、さらに別のシールドを空いているインプットジャックにさし、このシールドをマーシャルに繋いでしまうと、2台のアンプが鳴ります。
細かく言えばつなぎ方はいろいろ
●ギター→●ジャズコ1chのHight ●ジャズコ1 chのLow→●ジャズコ2chのHight ●ジャズコ2chのLow→●マーシャル
●ギター→●ジャズコ1chのLow ●ジャズコ1 chのHight→●ジャズコ2chのLow ●ジャズコ2chのHight→●マーシャル
●ギター→●ジャズコ1chのHight ●ジャズコ1 chのLow→●ジャズコ2chのLow ●ジャズコ2chのHight→●マーシャル
●ギター→●ジャズコ1chのLow ●ジャズコ1 chのHight→●ジャズコ2chのHight ●ジャズコ2chのLow→●マーシャル
●ギター→●ジャズコ2chのHight ●ジャズコ2 chのLow→●ジャズコ1chのHight ●ジャズコ1chのLow→●マーシャル
●ギター→●ジャズコ2chのLow ●ジャズコ2 chのHight→●ジャズコ1chのLow ●ジャズコ1chのHight→●マーシャル
●ギター→●ジャズコ2chのHight ●ジャズコ2 chのLow→●ジャズコ1chのLow ●ジャズコ1chのHight→●マーシャル
●ギター→●ジャズコ2chのLow ●ジャズコ2 chのHight→●ジャズコ1chのHight ●ジャズコ1chのLow→●マーシャル
ああ、書き出すのも面倒なくらいになっちゃいました。もちろん、ジャズコを2チャネルで鳴らさなくても、1チャネルだけ、2チャンネルだけ鳴らして、マーシャルを鳴らす、ということもできるわけです。ええい、全部、書き出してみましょう。
●ギター→●ジャズコ1chのHight ●ジャズコ1 chのLow→●マーシャル
●ギター→●ジャズコ1chのLow ●ジャズコ1 chのHight→●マーシャル
●ギター→●ジャズコ2chのHight ●ジャズコ2 chのLow→●マーシャル
●ギター→●ジャズコ2chのLow ●ジャズコ2 chのHight→●マーシャル
ふう、これで全部のはずです。とにかくジャズコと別のもう一台のアンプの2台同時に鳴らせます。
で、それぞれのイコライジングを変えたり、ボリュームやゲイン、マーシャルなどの別アンプのチャンネル切り替えも含めると、ものすごいバリエーションの音作りが可能です。
ま、主にジャズコからクリーントーンを出し、マーシャルで歪音を出す、ってコンビネーションが使いやすいと思います。これにエフェクターを加えると、もう、かなりいろんなアイデアが考えられますよね。どこにエフェクターを繋ぐか、ということも考えると、もう、ここでは書ききれません w
ギター信号を2チャンネルに分岐できるペダルを使わなくても、リハスタに必ずと言っていいほどあるジャズコのチャンネルリンクをうまく利用すれば、アンプ2台鳴らしは簡単!という裏技のご紹介でした。バンド内にギターが1本でも音圧が上がるので、おいしい使い方になると思いますがどうでしょう?