HA3500、元気になりました!

Bスタジオのベースヘッドアンプ、ハートキーHA3500が、最近、なんだか怪しい鳴りをしていて、ゲストの皆様にはご迷惑をおかけしておりました。

しっかり健康診断を受け、緊急手術を受けて、元気なカラダを取り戻しました!

電源を入れると、「ボン!」と出るはずのないノイズが大きく鳴ったり、5分近くたっても出音しなかったり、最初出音したのに、パッタリ鳴らなくなったり、と思ったら、ごくふつうに鳴ったり。冷却ファンが奇妙な大声を出したり。決定的な故障、という感じではなく、なんか病気にやられているような、いやな感じでした。

真空管の劣化などはっきりわかる症状ではないし、電源部やトランスがやられていたら、すぐにわかるものなのですが、調べてみると結果的には大変珍しい故障の仕方だったようです。

HartkeHA3500inside

パワーアンプ部の信号入力直後のトランジスタが、やんわりおかしな挙動をしていたらしく、ほんのわずかに余分な直流電気がパワーに漏れ、アンプ内の安全装置みたいなものが、働いたり働かなかったりして、音が出たり出なかったりしていたようです。

HA3500_parts

本体部分わずか5mmくらいの上記写真のトランジスタが悪さをしていました。3mmほどの抵抗も含め、たった3つのパーツを交換。それだけで、ギンギンに生き返りました!

今回は「緊急手術」といっても、虫歯を治したくらいの小さな部分の入れ替えだけではありましたが、人間の虫歯同様、治ると劇的に気分も優れ元気いっぱいになったのであります!

爆音を出すベースアンプといえど、ある意味精密機械。いいバンド演奏を支えているものは、こんな小さなトランジスタであったりするんですよねー。トランジスタに感謝!

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